本日のお悩み
転職を考えています。県外を検討しているのですが、コロナ禍なため施設見学に行きづらいです。
施設見学なしで応募は避けた方が良いでしょうか?
エージェント経由では募集を停止してるけど、法人サイトではまだ募集しているようで、自力で応募しようかと考えています。
相談者:まぐ さん
「見学対応」も働く施設を選ぶ大切な判断基準の一つです
県外での転職を考えているとのこと。
県をまたぐ移動も躊躇してしまう昨今なので、いろいろとお悩みであることも十分にお察しいたします。
■施設見学に行きづらいと思う理由は?
まずは、確認です。
施設見学に行きづらいというのは、自分自身の感染を恐れてのことでしょうか。
それとも施設が求職者の見学を望まれないと考えられてのことでしょうか。
前者であれば、おそらく今現在もこの業界で働かれていること、優先接種でワクチンも打たれているであろうと推測します。
なので、転職をより成功させたいと考えるのであれば、見学依頼をしてはいかがでしょうか。
紙媒体やネット情報、口コミなど様々な情報はあると思いますが、施設に入り、自分の五感で感じることは、就職先を選択する上で大切だと思うからです。
■ウイルス対策の価値観が合う施設を見極めるチャンス
その上で、後者だとどうしたらよいか。
私はこの時の施設の対応も、相談者さんが働く場所を選ぶための判断材料にしてみては?と思います。
コロナウイルスへの対応は施設により様々です。
「外部の方は完全にシャットアウト」という施設もあれば、コロナ禍になる前と同じような対応をされているところもあります。
どちらが正しくて、どちらが誤っているとは言えません。
相談者さんの介護や福祉の考えに、どちらが近いのかで判断されるといいと思います。
■見学の代わりのプランを用意している施設も
そして、見学が不可である場合の代替プランを施設が準備しているかも確認し、これもまた判断材料にされるといいと思います。
「このゾーンまでは見学可能ですよ」というところもあれば、「webでの見学ならば可能ですよ」というところもあるでしょう。
求職者の気持ちにどれだけ寄り添った対応が出来ているかは、とても大切な部分だと思います。
■求職者への対応も、職場選びの大事なポイント
施設側が、施設をより理解をしてもらったうえで、求職者に応募してほしいとどれだけ考えてくれているかは、採用されてからの職員としての働き甲斐を想像させてくれる貴重なポイントでもありますね。
通常時のような見学は無しだとしても、上記のような対応をしてもらえるのであれば、相談者さんも安心できるのではないでしょうか。
そして、それらも含めて総合的に判断をして、最終的にどこで働くかは自分自身で決断するのがよいと思います。
福岡福祉向上委員会 代表