本日のお悩み
夜勤が本当につらいです。
基本1人だし、自分が夜勤にはいっているときだけトラブルが多い気もして、でも今の施設は人間関係もよくて、ほんとうに辛いのは夜勤だけです。
デイなどに転職すると給料が下がってしまうのでしんどいです。
どうしたらいいでしょうか…。
夜勤のケアに自信をつける為には
回答者
お疲れ様です。
夜勤者は1人の配置が多いと思いますので、相談する相手も協力者もいない環境に置かれますね。
不安になるのは当然だと思います。
また、いつも通りの介助をしているのに上手にできていないように感じたり、自分のケアに自信が持てなかったりすることも多いかと思います。
■申し送りの段階から心の準備を始めましょう
夜勤のケアはご入居者の方が安心して休めて寝ることができる事が目的です。
夜勤に入る時に「日中の状態、行動の申し送り」をしっかり聞くことは特に大切なことです。
申し送りの中で、夜間帯に予測されそうなことの心構えと準備はしていますか?
考え方は日中と変わらないのですが、夜勤が一人なので、一人で対応しやすくする為の準備です。
「自分の時だけがトラブルが多い気がする」まずは、そこに改善が必要か考えてみましょう。
そして、日中の状態が「いつも通りの状況ではない時」というのは「夜間帯もいつも通りの状況ではない」事を予測していきましょう。
■「いつも通りではない」状態とは?
例えば、普段はゆっくりとテレビを観ながらのんびりに過ごしている入居者の方が、一生懸命にレクリエーションに参加されたり、リハビリを頑張った日があったとします。
この日は「いつも通りの状況ではない」と認識をして夜間帯のいつも通りではない状況に備えておきましょう。
備えあればとっさの時も慌てずに済むかもしれません。
また、他の職員さんとの夜間帯のケアの方法を共有することも改善に繋がり、夜勤勤務の辛さが軽減できると思います。
このように、心の準備をしておくと夜勤を乗り切りやすくなるかもしれません。
参考にしてみてください。
・(有)⽻吹デザイン事務所介護事業部アモールファティ代表
・アモールファティスクール⻑
介護福祉⼠/介護⽀援専⾨員/介護技術指導員/⽇本語教員/社会科教員
介護職員実務者教員/社会福祉主事任⽤
理論と経験に基づく「優しく丁寧に美しい介護」を理念に実践的な介護技術研修/コミュニケーション研修及び介護離職防止の為一般企業様向けに「介護セミナー」を実施しています。