今日のお悩み
今の職場に勤めて10年目になりますが給料がほぼ上がっていません。
人間関係はいいので給与さえあがれば転職しなくてもいいのですが…
お金のことを上司に話す勇気がありません。
結婚も考えているので、思い切って転職すべきでしょうか。
良い切り出し方や解決方法など教えていただけませんか?
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出来ることをやりきってからでも、転職は遅くありません。今のタイミングでアクションを!
回答者
こんにちは、今の職場に10年勤続されてるんですね!それはそれは凄いことです!
ご質問者様がコツコツと日々を大切にしてこられた結果が、勤続年数に表れていると思います。
そして、10年勤められるその事業所の環境や人間関係も、とても良いものなのでは?とお察しします。
■今の職場で働くことを前提に
ただ、これからご結婚され将来のことを事を考えると、不安になるお気持ちはとてもよく分かります。
お給料はこのままずっと上がらないのでは?と思うと、自分の人生を支える基盤をもっと強固にしたい、という気持ちになりますよね。
ですが、ご質問の中に、「お金さえ解決すれば転職しなくて良い」と話されていることと、「辞めるのはいつでも出来る」と思いますので、今回は出来るだけ今の職場で働くことを前提に考えてみます。
2つの視点で考えるのはいかがでしょうか?
■実際お給料は上がらないのか?の視点
「介護職員等特定処遇改善加算」が、お勤めの事業所ではどう対応されているのか?はご存知でしょうか?
2019年10月から開始された加算は、施設の種類や、要件によっては対象外のこともあるのですが、それこそ介護職の賃上げを目的としたものです。
具体的には、現場でリーダーとして活躍している介護職員の賃金を引き上げるために、介護施設や事業所が介護報酬の加算を受けられるというものです。
「最近ニュースで聞いたのですが…」と、自然にお給料のことを上司へ切り出せるワードかと思います。
会社として、どう対応する事になっているのかをまず、確認されることをオススメ致します。
(ここでもし直接聞きにくければ、事業所がもし求人票を出していれば、加算の取得は記載されているので、そこで確認後、切り出されても良いかと思います。)
■価値をどれぐらい産めるのか?の工夫
そして、きっとご質問者様は事業所の中でも、いろいろな部分が見えてきているのではないかと思います。
こうしたらもっと良いのに…といった改善ポイントも見えてきているのではないでしょうか?
そこにアクションをかけて改善をしていくような提案をされるのも一つかと思います。
そのプロジェクトが上手くいけば、「良くしていこう」とご質問者様の動きが目に見えれば、上司の方もお給料アップとして評価がしやすくなります。
(特に結果が目に見えやすいのは排泄支援の部分だったりしますので是非トライを!)
■最後に
外堀を埋める為に事業所としての加算への取り組みを聞き、そして名実共に価値を高める…
そんなアクションが出来る人材は、どこへ行かれても結局、重宝されるかと思います。
利用者さんからも馴染みの関係があることは、何よりも今のご質問者様の強みになるかと思います。
未来を諦めず自分を信じて進まれることを、私も応援させて頂きます。
社会福祉士、介護福祉士、認定排泄ケア専門員、排泄機能指導士