第36回介護福祉士国家試験 対策問題(生活支援技術)2
■問題
高齢者の安全な移動に配慮した階段の要件として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1.手すりを設置している。
2.階段の一段の高さは、25cm以上である。
3.階段の足をのせる板の奥行は、15cm未満である。
4.階段の照明は、足元の間接照明にする。
5.毛の長いじゅうたんを敷く。
解答と解説
■解答
1.手すりを設置している。
■解説
1.(○)手すりの設置により転倒リスクが軽減され、安全に階段を昇降することができます。
2.(×)建築基準法において、階段の1段の高さ(蹴上)は23cm以下と規定されています。
3.(×)建築基準法において、階段の足を乗せる板の奥行(踏面)は15cm以上と規定されています。
4.(×)階段における安全な移動を考慮すると、足元の間接照明も効果的ですが、天井から全体を照らす照明器具も必要になります。
5.(×)毛足の長いじゅうたんは滑りやすく、転倒リスクが増大するため、階段へ敷くことは推奨されません。
ささえるラボ編集部です。
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