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介護求人の見方を解説!自分にぴったりの就職・転職先を見つけよう

介護求人の見方を解説!自分にぴったりの就職・転職先を見つけよう

介護・福祉業界の求人情報を見る際のポイントを解説します!検索機能を上手に活用することで、たくさんの求人の中から自分に合う情報を効率的に絞ることができます。求人情報の言葉の定義と情報の正確な読み取り方をマスターして、自分が本当に応募したい求人を探しましょう。 【執筆者:ささえるラボ編集部】


介護求人の見方を解説!自分にぴったりの就職・転職先を見つけよう

【介護・福祉業界】求人情報の見方を解説!自分にぴったりの求人を探そう

執筆者

ささえるラボ編集部

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ささえるラボ編集部です。 福祉・介護の仕事にたずさわるみなさまに役立つ情報をお届けします! ささえるラボは「マイナビ福祉・介護のシゴト」が運営しています。

介護・福祉業界の求人票を見る際にどの項目をどのような視点で見ればよいか迷ったことはありませんか?こちらの記事では、押さえておきたい求人の言葉の意味やチェックしたほうがよいポイントをマイナビ福祉・介護のシゴトを使用して、解説します。

マイナビ福祉・介護のシゴト

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「マイナビ福祉・介護のシゴト」は、福祉・介護職に特化した中途・パート向け求人サイトです。介護職をはじめ、福祉・介護業界に関連する職種の求人を掲載しています。

まずは、ご自身が「大切にしたい条件」を明確にしましょう

数多くの求人情報からまず、自分に合う求人を見つけるためには、「自分が大切にしたい条件」を明確にすることが大切です。
例えば、
・家から近いところがよい
・通勤方法としては自動車を利用したい
・未経験者でも活躍できるところがよい
・福利厚生として、退職金があるところがよい などです。

このような条件を考える際には、「そもそも、就職先を選ぶうえで、そんな条件・視点があったとは知らなかった」というようなこともあるため、多くの求人情報を見て選択軸の視野を広げることも大切です。

様々な求人情報をまずは閲覧し、気になる求人をリストアップするとよいでしょう。
そこから自身の選択軸(希望条件)の優先順位を決めていきましょう。

しかし、ご自分の希望条件に100%マッチする求人は、仕事を探すうえでは、なかなかないこともあります。
妥協してもよい条件、譲れない条件を明確にし最終的に応募する求人を選ぶことがおすすめです。

また上記の通り、幅広い情報から選択軸を絞り、最終的な応募求人を絞り込む作業を行うと、自分自身がなぜその職場に応募したいのかという「志望動機」が明確になります。
この「志望動機」は、採用試験の際に尋ねられることも多いため、自ずと採用試験の対策もでき採用されやすくなるでしょう。
またご自身にとってもその職場で「働きたい理由」が明確になるため、働きだしてからの早期離職(ミスマッチ)を防ぐためにもこのような情報収集は有効です。

次に各条件の意味やチェックするとよいポイントを知りましょう

例えば、求人票の給与の表記においても、「基本給」「月給」「月収」など似たような言葉が並んでいるでしょう。これらにも違いはあり、きちんとそれぞれの違いを理解しておく必要があります。

わからないままだでは、大切な項目を見落としてしまう危険があります。
下記からは、求人情報の言葉の定義と情報の正確な読み取り方を解説します。自分が本当に応募したい求人を探すための事前準備として、お役立ていただけると幸いです。

1.福利厚生とは何か

求人情報のなかでもよく目にする「福利厚生」に関してです。そもそも、福利厚生とは、雇用主が従業員に支給する給料以外の報酬のことで、法定福利厚生と法定外福利厚生があります。

法定福利厚生

法律で定められている福利厚生のことです。児童手当拠出金や社会保険料(健康保険、介護保険、厚生年金、雇用保険、労災保険など)を雇用主が一部または全額負担します。

法定外福利厚生

事業所が独自で決めている福利厚生のことです。住宅手当や家族手当、通勤手当などの各種手当や健康診断や人間ドック費用を事業所で補助するなどさまざまなものがあります。
働きやすい職場づくりのために、法定外福利厚生を充実させている事業所も増えています。転職活動の際はぜひ福利厚生もしっかり確認しておきましょう。

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2.給与に関する項目をチェック

月給、月収の意味の違いや、各種手当や残業代、賞与に関することも給与にかかわる大切な項目です。求人情報をいくつか比較している場合は、実際のひと月の収入と年間の収入を算出し比較するとどちらの方が給与がよいのかがわかりやすいかと思います。

基本給

ひと月ごとに支払われる基本の給与です。
この基本給をもとに賞与や残業代が決まります。また、昇給の際もこの基本給が上がるのが一般的です。介護職は他の業界に比べて手当額が多い法人が多いため、実態の給与に近いのは後述する月給となります。

月給

ひと月ごとに支払われる基本給と固定手当の合計額です。

●月給=基本給+固定手当

求人サイトでは月給が使われることが一般的です。
介護職の場合は処遇改善手当等が月給に入る場合や賞与等の一時金に入る場合などが法人によって異なるため、求人を見る場合は注意が必要です。

年収・月収

年収は1年間で支払われる総収入のことで、賞与や残業代などすべてが含まれます。
月収とは年収を12ヵ月で分割したひと月分の収入のことです。

その他の給与支払い方法

日給:働いた日数に応じて支払われる給与
時給:1時間を単位に支払われる給与
年俸:向こう1年の給与の総額を決めて毎年更新していく給与支払い方法

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研修や試用期間中の給与はどうなる?

入職後すぐに本採用とはならず、一定期間は試用期間を設けている場合があります。
ほとんどの場合、その期間は1ヵ月から半年くらいのようです。雇用主が採用した人を長期にわたり雇用する前提で、能力を見たり適材適所を見極めたりする期間ですので、雇用主は正当な理由なく解雇することはできません。

また、試用期間だからといって従業員側も自由に辞めて即日退職することもできません。試用期間であっても、本採用と同等の雇用関係にあるといえます。

ただし、試用期間中の給与が本採用の条件と違うことがあるので注意が必要です。
※マイナビ福祉・介護のシゴトの求人情報の中では本採用と金額が違う場合は、給与の項目に明記しています。

賞与とは

賞与は給料とは別に支払われる特別な手当です。一般的に年2回、夏と冬に支給されることが多く、ボーナスともいわれています。

マイナビ福祉・介護のシゴトの求人情報の中では賞与の項目に、賞与の有無と実際の額が書かれています。表記例として、「年2回(6月・12月)3ヵ月分※2022年実績」とあれば、2022年は6月と12月に合計で基本給の3ヵ月分の賞与を支給したということです。

賞与は必ず支給されるものではなく、経営状況に左右されます。また、入職1年目は在職期間が短いため、他の従業員と同じ算出方法で支払われないこともあります。

雇用形態の違いを理解しよう

入職時の雇用形態には正職員、契約職員、パート・アルバイトなどがあります。なかには、「正社員登用制度あり」として、契約職員やアルバイトの試用期間後に「正職員」になれることもあります。

定年まで勤められる正職員

雇用期間が定められていない、フルタイムの雇用契約を結んだ働き方のこと。定年まで勤めることができます。

特徴1:福利厚生が充実しています。収入も安定しています。
特徴2:責任のある仕事を任せられ、業務遂行が雇用条件でもあります。残業が増えることもあります。また、事業所の都合で転勤や異動などの辞令が出ることも避けられません。

正職員だから安定しているとは一概に言えませんが、1つの事業所で長く勤めてキャリアを重ねたいなら正職員がおすすめです。

期限付きの契約職員

労働契約に雇用期間が定められている働き方のこと。基本的に1回の契約期間は3年以内とされ、更新ができる場合もあります。

・月給制であることが多く、比較的収入は安定します。
・パートやアルバイトに比べると拘束時間は長く、働く曜日や時間を自由に選べません。

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いろいろな種類がある勤務時間

24時間、入居者や利用者の生活を支援する介護業界ではさまざまな勤務時間があります。

求人情報には2交代や夜勤、当直など未経験者にとってあまりなじみのない用語もあります。マイナビ福祉・介護のシゴトの求人情報の中では勤務時間の項目に明記されています。また、勤務時間帯で記載できない場合は、休憩を除く1日の実働時間が書かれています。

入職前は交代制や夜勤のことを聞きにくいかもしれませんが、夜勤は生活にも身体にも影響することですので、きちんと確認して納得したうえで入職したいものです。子育てや介護をしている場合はどうしても夜勤に対応できないこともあります。また、年齢や体力的に夜勤が難しいという人もいるでしょう。そういった場合は、無理をせず、日勤のみという働き方ができる職場を選ぶのをおすすめします。

交代制

交代制とは夜勤がある職場で、日勤と夜勤を交代で担当していく働き方です。シフト制とも言われます。交代制には主に2交代と3交代があります。

2交代制のメリット・デメリット

24時間を2つに分け分担するため、朝から夕方まで働く日勤と夕方から翌朝まで働く夜勤で分かれます。夜勤は日勤よりも労働時間が長く、仮眠の時間が設けられることもあります。

2交代制は3交代制よりも勤務時間が長いので、身体への負担がかかることがデメリットです。
しかし、次の勤務までの時間も長いため、しっかり休養ができるのも特徴です。
勤務時間は長いものの、3交代制よりは出勤回数は減らせるため、メリハリをつけて働くことができ、働きやすいと感じる方も少なくありません。

3交代制のメリット・デメリット

働く時間帯を3つに分け、それぞれの時間帯を順番に担当します。
① 朝から夕方まで勤務する日勤
② 夕方から深夜までの準夜勤
③ 深夜から朝までの深夜勤

2交代よりも勤務時間が短いため、疲労度は軽減されますが、3種類の勤務時間が入り混じるため、生活リズムをコントロールすることがポイントになります。

当直

当直は待機がメインで巡回程度の軽い労働を担当する勤務です。当直には宿直と日直があります。
当直手当は事業所内の同等の労働者に支払われる1日あたりの平均賃金の3分の1以下にならないようにすると定められ、1日8時間で週40時間までという法定労働時間に含まれません。

宿直:夜間に勤務します。週1回が上限と定められています。
日直:祝休日の日中に勤務します。月1回が上限と定められています。

夜勤

当直は待機がメインで巡回程度の軽い労働なのに対して、夜勤は通常業務を行います。夜勤には深夜割増賃金が支払われ、法定労働時間にも含まれます。
また、夜勤専従という働き方もあります。

◆夜勤専従:夜勤だけを専門にするスタッフです。緊急時の対応を1人もしくは限られた人数でしなくてはならないため、高い判断能力や介護スキルが求められます。
 メリット:夜勤と日勤の混合よりも生活リズムを作りやすい
      勤務日数が少ない
      高収入
      日中の時間を有効活用できる

 デメリット:入居者の日中の様子は記録からしかわからないことがある
       自身の体調管理が難しい場合もある

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オンコール

緊急時に対応できるようにオンコール用の携帯電話を持って自宅で待機することです。一般的には勤務時間には含まれず、出勤や訪問をしたら手当がつきます。

小規模な入居施設などでは夜間の職員が1人ということもあり、緊急時に他のスタッフが駆け付けられるようにオンコールを導入しています。

複雑な社会保険もしっかり確認

「社会保険完備」とは、雇用保険、労災保険、厚生年金保険、健康保険の4つ社会保険の制度が整っていることです。
正職員はもとより、一般的に勤務時間の長い契約職員は社会保険に加入できます。
アルバイトやパートでも1週間の労働時間が一定の基準を満たしていれば、社会保険に加入することができます。ただし、家族の扶養に入っているなど状況に応じて加入するかどうかを決める必要があります。

・雇用保険
失業したときに失業給付を受け取れる制度です。すべての事業所で加入が義務づけられています。
・労災保険
勤務中の怪我の治療費を保障するものです。すべての事業所で加入が義務づけられています。
・厚生年金保険
雇用主と加入者が厚生年金保険料を半分ずつ負担し支払われる保険料で、将来の年金を受け取るために支払います。事業所によって加入が強制でないこともあります。
・健康保険
病気や怪我の治療費を保障し、40歳以上になると介護保険料も合わせて徴収されます。パートやアルバイトで事業所が定める社会保険に加入していない場合は、国民健康保険への加入が義務づけられています。

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介護職 社会保障

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やりたい仕事ができるか

求人情報を見ても実際にどんな仕事をするのかがイメージができないこともあります。

また、求人情報のタイトルやアピールポイントからも、どういった人材を求めているかがわかります。それらの情報から、求められている人材と自分の特性や希望がマッチするかを見極める必要があります。

マイナビ福祉・介護のシゴトでは、WEBで簡単に求人に応募ができます。応募をし採用面接の中で、より詳細な情報をすり合わせすることも可能です。

まとめ/求人情報を正しく読み取り、納得して入職しよう

たくさんの求人のなかから自分に合う情報を選び取るのは大変ですが、検索機能を上手に活用することで効率的に条件を絞ることができます。

まずは、あまりこだわりすぎず、「自分がこんな職場で働いてみたい」「こういった仕事をしたい」という気持ちを大切にして探してみると、思わぬ求人や見逃していた職種を見つけられ、さまざまな可能性が広がります。

ある程度気になる求人をピックアップできたら、自分の希望と合っているかを細かくチェックしてみましょう。
求人情報を正しく読み取り、理解することで、後になって「こんなはずじゃなかった」という事態を防ぐことができます。求人情報だけではすべてを知ることは難しいので、知りたい項目、疑問点を整理しておき、面接時などに口頭で確認することも大切です。

この記事のライター

ささえるラボ編集部です。
福祉・介護の仕事にたずさわるみなさまに役立つ情報をお届けします!

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