本日の一問一答
領域:保健医療サービス分野
認知症のケアや支援について適切なものはどれか。3つ選べ。
1.認知症初期集中支援チームは、都道府県が配置する。
2.認知症カフェは、認知症初期集中支援チームが運営することとされている。
3.認知症初期集中支援チームの対象者は、原則として、40歳以上で、在宅で生活しており、かつ認知症が疑われる人又は認知症の人である。
4.パーソン・センタード・ケアは、認知症を持つ人を一人の「人」として尊重し、その人の立場に立って考え、ケアを行おうとする認知症ケアの1つの考え方である。
5.認知症施策推進大綱では、認知症の人本人からの発信支援を推進するよう明記されている。
解答と解説
■解答
3・4・5
■解説
1.(×)認知症初期集中支援チームは、地域支援事業の認知症総合支援事業として、市町村が配置します。
2.(×)認知症カフェの運営は、地域包括支援センターの認知症地域支援推進員やボランティアなどにより行われています。
3.(○)選択肢の通りです。そのほか、(1)医療・介護サービスを受けていないか中断しており、認知症疾患の診療診断を受けていないなど一定の要件に該当する人、(2)医療・介護サービスを受けているが認知症の行動・心理症状(BPSD)が顕著で対応が難しい人なども対象となります。
4.(○)選択肢の通りです。英国の臨床心理学者トム・キットウッドが提唱しました。
5.(○)認知症施策推進大綱の5つの柱の1つとして「普及啓発・本人発信支援」が挙げられています。
ささえるラボ編集部です。
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