本日の一問一答
領域:保健医療サービス分野
介護老人保健施設について正しいものはどれか。2つ選べ。
1.要介護者であって、主として長期にわたり療養が必要である者に対してサービスを行う施設と定義されている。
2.従来型の多床室に係る介護報酬は、在宅強化型と基本型の2類型だけである。
3.人員に関する基準には、医療分野から介護分野まで幅広い職種が含まれている。
4.利用者の平均要介護度は、介護老人福祉施設の入所者のそれより低い。
5.終末期にある利用者は、皆無である。
解答と解説
■解答
3・4
■解説
1.(×)選択肢は介護医療院の定義です。介護老人保健施設は「要介護者であって、主としてその心身の機能の維持回復を図り、居宅における生活を営むことができるようにするための支援が必要な者に対してサービスを行う施設」と定義されています。
2.(×)従来型の多床室に係る介護報酬は、2018年度から、在宅強化型、基本型、その他の3類型となっています。
3.(○)選択肢の通りです。医師や看護職員、薬剤師、リハビリテーション職員から、介護職員や介護支援専門員まで、幅広い職種が含まれています。
4.(○)介護老人福祉施設は、原則として要介護度3以上でなければ入所できず、介護老人保健施設より平均要介護度が高くなります。
5.(×)終末期を介護老人保健施設で送る利用者が増えており、終末期ケアが提供されています。
ささえるラボ編集部です。
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