本日の一問一答
領域:福祉サービス分野
高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律について正しいものはどれか。2つ選べ。
1.養護者による高齢者を衰弱させるような著しい減食は、高齢者虐待に当たる。
2.市町村又は市町村長は、虐待の通報又は届出があった場合には、高齢者を一時的に保護するために老人短期入所施設等に入所させることができる。
3.養介護施設には、地域包括支援センターは含まれない。
4.養護者による高齢者虐待により高齢者の生命又は身体に重大な危険が生じているおそれがあると認める場合であっても、市町村の職員は、警察の許可なく高齢者の居所に立ち入ることはできない。
5.都道府県は、養護者の負担軽減のため、養護者の相談、指導及び助言その他の必要な措置を講じなければならない。
解答と解説
■解答
1・2
■解説
1.(○)高齢者を衰弱させるような著しい減食は、高齢者虐待の類型の一つである介護等放棄(ネグレクト)に当たります。
2.(○)選択肢の通りです。一時的に保護したのち、必要に応じて後見開始などに向けた手配を行うこともあります。
3.(×)養介護施設は、老人福祉施設、有料老人ホーム、介護保険施設、地域密着型介護老人福祉施設、地域包括支援センターを指します。
4.(×)市町村長は、養護者による高齢者虐待により高齢者の生命又は身体に重大な危険が生じているおそれがあると認める場合は、警察の許可なく、高齢者福祉に関する事務に従事する職員を高齢者の居所に立ち入らせ、調査させることができます。
5.(×)選択肢の役割を果たすのは、都道府県ではなく市町村です。
ささえるラボ編集部です。
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