第35回 介護福祉士国家試験 過去問と解説(人間関係とコミュニケーション)
■問題1
ストレス対処行動の一つである問題焦点型コーピングに当てはまる行動として、適切なものを1つ選びなさい。
1.趣味の活動をして気分転換する。
2.トラブルの原因に働きかけて解決しようとする。
3.運動して身体を動かしストレスを発散する。
4.好きな音楽を聴いてリラックスする。
5.「トラブルも良い経験だ」と自己の意味づけを変える。
■解答
2.トラブルの原因に働きかけて解決しようとする。
■解説
1.(×)気分転換はストレッサーにより引き起こされた情動への対処であり、情動焦点型コーピングとなります。
2.(○)ストレッサーへの直接的な対処を行っているため、問題焦点型コーピングです。
3.(×)運動によるストレス発散はストレッサーにより引き起こされた情動への対処であり、情動焦点型コーピングとなります。
4.(×)音楽を聴いてリラックスを図ることはストレッサーにより引き起こされた情動への対処であり、情動焦点型コーピングとなります。
5.(×)自己の意味付けを変えることはストレッサーにより引き起こされた情動への対処であり、情動焦点型コーピングとなります。
ささえるラボ編集部です。
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