本日のお悩み
入ってきた給料をそのまま使い切るという生活をしています。毎年ボーナスをあてにしていましたが、今年はコロナでボーナスがないとのこと。節約をしないといけないはわかっていますが、できません。何から始めたら良いですか?
収支の棚卸を!
ご質問ありがとうございます!
ボーナスを含めて生計の計画を立てられている方も多く、ボーナスカットとなると、死活問題ですよね!
先行きの不安も大きくなってしまうかと思います。
現状を把握し、計画的にバランスが整えられるように、私の経験も踏まえて回答させていただきますね。
入ってきた給与をそのままお使いとの事ですが、出ていく金額の把握はされていますでしょうか?
まずは、
① 水道光熱費
② 家賃
③ 通信費
④ 保険料
⑤ ガソリン代
⑥ 食費
最低でも上記の金額を算出し、手取りの給与からその額を差し引いてみてください。ここでは手取り給与が『家庭の収入』となります。
この他にも交際費や日用品費、雑費があると思いますが、出ていくお金が、『家庭の支出』となりますね。
いかがですか?
お手元にはいくら残るでしょうか?
これが自由に使えるお金となりますが、いつまでにいくら貯めるといった『計画』を立てられると、明確な目的ができ残すお金に意識が向くと思います。
その為にも無理は禁物です。
ここから、使えるお金と『貯める』お金に更に振り分けていきましょう。
全て貯蓄にといったような無理をしすぎると、結果としてストレスとなってしまい、途中で計画が頓挫してしまう可能性もありますからね。
ではどのように振り分けていくか?
週ごとに自由に使えるお金を決めて、それ以上は使わないことを守ってみてください。
余ったお金は、翌週に持ち越せるようにしますが、翌週の分は使えないというルールをご自身で決められるとよいと思います。
今までそのような習慣が無かったと思いますので、まずは始める事の第一歩を踏み出してくださいね。
ちなみにですが、『家計費の理想的な割合』というものがあるのをご存じでしょうか?
食費は収入の18%(単身世帯)などという様に、居住費や水道光熱費、保険料や交際費、趣味娯楽費にわたるまで、詳細な割合が示されています。
ご自身の家計費の割合と比較すると、どこを節約するのかが見える化できると思います。
是非一度調べてみてくださいね。
今ある収入を有効に活用し貯蓄できるように、楽しみながら頑張ってくださいね!
・けあぷろかれっじ 代表
・NPO法人JINZEM 監事
介護福祉士、社会福祉士、介護支援専門員、潜水士