本日の一問一答
領域:認知症の理解
認知症(dementia)の行動・心理症状(BPSD)に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1.トイレの水を流すことができない。
2.物事の計画を立てることができない。
3.言葉を発することができない。
4.親しい人がわからない。
5.昼夜逆転が生じる。
解答と解説
■解答
5.昼夜逆転が生じる。
■解説
認知症の症状には、脳の機能低下を直接反映する中核症状と、精神症状や行動障害などの随伴症状である行動・心理症状(BPSD)の2種類があります。
1.(×)トイレの水を流すことができないのは失行であり、中核症状に分類されます。
2.(×)物事の計画を立てることができないのは実行機能障害であり、中核症状に分類されます。
3.(×)言葉を発することができないのは失語であり、中核症状に分類されます。
4.(×)親しい人が分からないのは失認であり、中核症状に分類されます。
5.(○)昼夜逆転が生じるのは行動障害であり、BPSDに分類されます。
ささえるラボ編集部です。
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