本日のお悩み
介護士ですが、仕事をやめようか考えています。
職場の環境や、周りの人間関係も含め自分がもう限界です。なかでも特定の職員からの威圧的な態度に悩んでいます。
気が強く、気分にムラがあり自分の考えが通らないと話を大きくしてきます。
私が入社したときから、何もしてないのに私へ態度が明らかに悪く、相性が合わないと割りきって仕事を五年続けて来ました。
最近になり、当たりが強くなったように思います。
一度、その職員の一方的な発言で小さなトラブルになったことがありました。でも周りは、しょうがないねで終わってしまったのです。
今度心療内科にかかることになりました。自分の感覚がおかしいのか、職場の感覚がおかしいのかわかりません。
どうしたらいいのか、アドバイスをください。
相談者:いあお さん
まずは自分自身を一番大切に考えてください。
職場での人間関係での悩みが5年間も続いているのですね。
さぞかし、辛い想いをされ、とても長く感じた期間だったと思います。
■「職場の人間関係」は介護現場で上位の離職理由です
現在では、その特定の職員だけでなく、職場への不信感も抱いているように感じますね。
私は質問者さんが病気になってまで、我慢する必要はないと思います。
転職をすることや一度仕事を離れることも、ご質問者さんが選ぶことのできる権利です。
介護現場での離職原因で常に上位に上がるのは「職場の人間関係に問題があったため」です。
多くの方々が、人間関係が原因で退職をされているのです。
決して恥ずかしいことでもなく、わがままでもなく、多くの方々が選択していることなのです。
一番大切なのは自分自身です。
■離職するための方法をご紹介します
辞めるにあたっては、いくつかの方法があります。
管理者や経営者にご自身と職場の現状を伝え、それが原因で心療内科にかかろうと思っていることや退職を考えていることを正直に伝える方法です。
職場によっては、休職を促され、その間に治療を行い、職場の問題解決を図ってもらえる場合もあります。
理由を告げずに「一身上の都合」で辞めることも一つの方法です。
その際は治療費のことなども考慮されることをお勧めします。離職をすると、職場の健康保険からは外れることになります。
離職前に診察を受ける場合と離職して受ける場合では、金銭的な負担も異なってきます。
■最後に
繰り返します。いずれにしても、心が病むほど我慢する必要はありません。
まず大切なのは自分自身。それを第一に考えてみてください。
福岡福祉向上委員会 代表