本日の一問一答
領域:介護支援分野
介護サービスに係る利用者負担が高額となった場合の取扱いについて正しいものはどれか。3つ選べ。
1.高額介護サービス費の負担上限額は、被保険者の家計に与える影響を考慮して、段階的に設定されている。
2.高額介護サービス費の負担上限額を超えた利用料は、常に現物給付となるため、利用者が直接事業者に支払う必要はない。
3.高額介護サービス費は、世帯単位で算定される。
4.施設介護サービス費に係る利用者負担は、高額介護サービス費の対象となる。
5.高額医療合算介護サービス費は、医療保険から支給される。
解答と解説
■解答
1・3・4
■解説
1.(○)高額介護サービス費の負担上限額は、所得区分に応じて段階的に設定されています。
2.(×)高額介護サービス費の負担上限額を超えた利用料は、いったん利用者が直接事業者に支払い、その後に償還払いされます。
3.(○)選択肢の通りです。
4.(○)選択肢の通りです。ただし、居住費(滞在費)、食費、日常生活費は対象外となります。
5.(×)医療保険と介護保険の負担上限額を超えた部分の合算額について、医療保険に関するものは高額介護合算療養費として医療保険から、介護保険に関するものは高額医療合算介護サービス費として介護保険から、それぞれ支給されます。
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