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【自己PR】介護職向け自己PRの書き方 自分の「強み」を文章にしよう

【自己PR】介護職向け自己PRの書き方 自分の「強み」を文章にしよう

自己PRとは客観的に自分を見つめて、経験から得られた自分の強みを文章にすることです。さまざまな経験が活かせる介護業界。自己PRを応募する現場のニーズに合わせて書くことが、転職活動を成功させるコツです。


介護職向け自己PRの書き方 自分の「強み」を文章にしよう

履歴書や職務経歴書に書く自己PRとは苦労話や自慢話ではなく、客観的に自分を見つめて、経験から得られた自分の強みを文章にすることです。転職が初めての人にもわかりやすく自己PRの書き方をまとめます。

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自己PRとは?

介護職に限らず、転職活動で重要視される箇所が自己PRです。自分を客観視し、端的でわかりやすい文章が書けるということは、仕事をするうえで効率的な記録ができる、あるいは論理的に考えられることなどにも通じます。自己PRを書く力は仕事をするうえでもとても役立つものばかりなのです。

自己PRの書き方のポイント

自己PRはどのような形式で書いても良いのですが、採用担当者に、より明確に伝えるためにはいくつかのポイントがあります。

自分のことを客観視できているか

客観視するとは、物事全体を冷静に把握して、自分以外の立ち位置からも状況を判断することです。しかしながら、誰でも自分のことは感情的で主観的になりがちなもの。そこでヒントになる物事を見る4つの目を紹介しましょう。「鳥の目」「虫の目」「魚の目」「こうもりの目」と言われる視点です。自分のことを客観的に見るための視点として意識しておきましょう。

▶鳥の目:鳥のように高い位置からマクロ的に見る視点のことをいいます。

▶虫の目:虫のように近づいてミクロ的な視点で見ることをいいます。

▶魚の目:魚のように物事の流れを見る視点です。

▶こうもりの目:こうもりのように物事を逆さまから見てみることも大切です。

自分のことを客観視することは簡単な作業ではありませんが、自己PRをするときは、これら4つの視点から自分を深掘りしていくことが大切です。

具体的な経験を盛り込んでいるか

自分の強みが見えたら、それを1つでも多く記入してアピールしてみましょう。しかし、「自分はこんなことができる」「得意なことは〇○」とスキルだけを並べても説得力がありません。これまでの経験に基づいて、具体的に表現する必要があります。可能なら、上司や利用者からの評価や具体的に数値で示せる成果などを盛り込むとより伝わりやすくなります。

採用担当者の視点で書いているか

自己PRが現場でどのように役立つかを採用担当者の視点で記入していきましょう。採用担当者は応募者が介護の現場で自分の強みを活かして他のスタッフと連携しながら、利用者の生活の質をより向上させる介護にあたってくれることを望んでいます。書類を見て、「この人と一緒に働きたい」「この人なら今いるスタッフとチームで働くことができ、利用者にも喜んでもらえる介護ができる」と思ってもらえるような文章が書ければ理想的です。

介護職向け自己PRの書き方

介護業界にはこれまでの経験が活かせる現場がたくさんあります。経験者はもちろん、未経験者でも応募する現場のニーズに合わせて自己PRを書き、転職活動を成功させましょう。また、自己PRを書くプロセスは、「利用者から情報収集をして分析し、課題を明確化する」という介護の基本であるアセスメントにも通じます。

介護職から同じサービス形態に転職する場合

介護保険が適用されるサービスには「居宅サービス」「施設サービス」「地域密着型サービス」の3つがあります。同じサービス形態に転職する場合は、採用側が納得でき、転職者に期待できると思わせる転職理由を示すことが望ましいといえます。たとえば、「今まで同じ環境で経験を積んできたけれど、同僚に助けられることもあった。スタッフ同士の連携が取れているともいえるが、本当に自分の力がプロとしてどれくらい通用するものなのかを知り、さらなるスキルアップを目指したいと思うようになり転職を考えた」とすれば、向上心の高さと、前職で潤滑な人間関係を構築できる人物であることがアピールできるでしょう。

介護職から別のサービス形態に転職する場合

介護職から別のサービス形態に転職する場合
一方、同じ介護業界でもサービスによって職務内容は変わります。施設サービスで介護職として働いていたが、居宅サービスの訪問介護に転職したいという場合は、「長年入所型の施設で働き介護スキルを高めてきたが、地域福祉の必要性も感じた。今度は住み慣れた在宅でその人らしく生きていく支援をしたい」と説明すると高い志が伝わります。

他の業種から転職する場合

介護サービスの利用者にはさまざまなバックグラウンドの人がいるため、利用者をより理解する、身近な視点で話ができる、という点ではどのような経験も役立ちます。また、他の業務で身につけたスキルも介護の現場で活かせるものがたくさんあります。たとえば、長年営業担当として働いてきた人にとって、高いコミュニケーション能力は介護職でも十分発揮できるはずです。「顧客のニーズを引き出し、商品を売り込んできた営業力を介護の現場で利用者のニーズの把握と満足度の向上に役立てたい」と書くと印象的です。

未経験から介護職に応募する場合(ブランクあり)

昨今、未経験者から介護職に応募する人が増えています。現場では利用者とコミュニケーションをとりながら、利用者のニーズを瞬時に把握して、優先順位をつけて支援にあたることが多くあります。子育てで久しぶりに仕事に復帰する人も「これまで子育てや家事で身につけてきた物事を同時に処理する能力と、学校のPTAなどの経験から得た、たくさんの人の意見をまとめるスキルを介護職として活かしたい」と書くと、未就業であった時間も人間力を高める時間に費やされたことが伝わり、説得力が増します。

自己PRづくりは自分のためのもの

自己PRは履歴書だけでなく、自分のキャリアの見直しにも役立ちます。自己PRをつくるプロセスで改めて自分らしい働き方や将来の設計が見えてくるかもしれません。転職活動のイメージが漠然としている人でも、まずは履歴書や自己PRを作成しながら、今後のキャリアを考えてみませんか?
マイナビ福祉・介護のシゴトでは履歴書作成ができるページを用意しています。会員登録をして、活用しましょう。

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この記事のライター

ささえるラボ編集部です。
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